今日の朝の出来事だ
僕はチビと遊んでから出社する、そのためだいたい1番遅く店につく
店に入るとなにやら松原とウラハタが、予約帳を見ながら話しこんでいた
異様な空気がただよっていたのでコーヒーをいっきに飲みほし受け付けに行き、パソコンをいじるふりをして二人の会話に耳をすました
ウラハタが珍しくまじめな顔で松原に
「松原さんの行動が理解できません」って
なんだ、なんだ朝からなにをこいつらは予約帳をみながらもめてるんだ
僕は意味もなくリターンキーを二回、ポンポンとならしてしまった
焦るな、松原、落ち着けウラハタ。
松原が「ウラハタには関係ないし」って、でたー松原の語尾にしがついた、彼女が感情的になった証拠だ
なんてこの二人は仕事に情熱を持っているんだ、いけーここからだ松原、
「だってモサモサした質感がたまらないんだもん」
なんだ、なんだモサモサって
ウラハタが真顔でこうつずけた
「ビリーだってきれますよ」
ビリーって誰だ。お客様か?
松原は、顔をふせたままだ
「ダイエットしてるのにカシパンヨンコは食べすぎっす」
しらんがなぁ、松原はビリーザキャンプに入隊したんだ
ビリーだってカシパン四つを食べているとは、計算してないよ
馬鹿、二人の暑い会話だった