この世界には、不思議と出会える縁がある、
あの時、そばを食べなければ
青森という場所にいかなければ
先日、仕事で青森まで行ってきたの
そこで会長さんにあったの
歳は、俺の父ちゃんと同じくらい、静かなオーラをみにまとって、ずっしりとでかい大木みたいな方だったの、美容歴四十年
僕なんか美容歴十二年、足元にもおよばないよ
その方が静かに僕に語りかけてきてくれたの
きっとね、今の僕にはその語りが必要だったんだよね
三十一歳、小国聡、にね、
別れ際に、会長さんが照れ臭そうに笑いながらこういったの
いたずらっ子みたいな笑顔でね
い、つい若くてこれからの青年にはこういう話しをしてしまうんだよねってさ
人生って見えないなにかに動かされてる感じしない?
よーし、今日からまた頑張ろう